お知らせ
2024/7/6
2023/10/1
スペシャルコンテンツ「BUTU-JYO(ぶつじょ)通信」を公開いたしました。当院の魅力を楽しく特集しています。是非ご覧ください。
2023/10/1
スペシャルコンテンツ「人生の処方箋」を公開いたしました。今注目されている、リトリートと禅について特集しています。
2023/10/1
当院の魅力を特集したリーフレット「高野山不動院」の電子ブック版を掲載いたしました。
2023/10/1
特集「真言禅・阿字観/宇宙の真理を観じる秘法。」を公開いたしました。
2023/10/1
2023/10/1
モリサワ社のフォントを採用。今回のリニューアルでは、新聞や雑誌、書籍、TV広告など、様々な媒体で使われている、書体メーカーの最高峰であるモリサワ社のフォントを採用し、新聞・雑誌と同じクオリティーで当院のウェブサイトを快適にご利用いただけるようになりました。
2023/10/1
高野山不動院公式ホームページをリニューアル公開いたしました。
ピックアップコンテンツ
不動院/宿坊
当院は弘法大師空海彫像の不動明王(秘仏)を本尊とし、延喜7年(906年)済高大僧正が西谷に開基した12ヶ院のひとつで、山内中央部南側という巡拝に大変便利な場所にあります。また、山階宮家菩提寺としても知られ、山階別院の称号を賜っております。そして、大師への帰依篤く当院に紺紙金泥阿弥陀経、阿弥陀三尊を納められた鳥羽天皇皇后美福門院も、御遺命によりここに埋葬されております。
当院ではのびやかで美しい庭園を愛でながらのお食事や、心ひきしまる朝の勤行、一般道から離れた当院ならではの静寂の中で、読書や写経など、歴史的寺院ならではの”究極の癒し体験”を存分にお楽しみいただけます。
宿坊とは、寺院の中にある宿泊施設のことです。元々は信者様や参拝客を泊める施設でしたが、今では誰もが泊まれる(一人旅でもOK)気軽な宿となっています。
般若心経や仏教本がベストセラーになり、ストレス社会からの解放が求められる現代。当院にお泊りいただき、仏の御心にふれられることは、皆さんにとってきっと新しい発見・心の安らぎを感じさせてくれるものとなるに違いありません。
宿泊体験レポート
高野山不動院に訪問をさせていただいた。先ず最初に目に飛び込んでくるのが、真っすぐ山門に向かう緩やかで手入れの行き届いたアプローチ。一般道からはかなり奥まっており、“山内随一の静寂に包まれた古刹”と称されていることも頷ける。
山門をくぐると、左手に皇室の御陵を望み、正面に優しいお顔の観音像が出迎えてくれる。玄関右側には、ラグジュアリーなホテル然とした高級感溢れるフロント、そしてエントランス正面には、美術大学卒の副住職の描かれた“金剛峯寺・壇上伽藍”の絵画が展示されており、そのクオリティーの高さとサイズの大きさに圧倒される。
お部屋に通される途中、上段の間では、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての絵師で、海北派の始祖である海北友松の襖絵を鑑賞することができた。
通されたお部屋はリニューアルされたばかりの離れの特別客室・瑞雲。お部屋の案内プレート一つをとってみてもデザイン性のある凝った作りなのに驚かされる。高級旅館と見まがうその設えに、これから始まる一大聖地でのアクティビティに、否が応でも期待が高まってくる。
宿泊者専用のライブラリもあり、ラグジュアリーホテルにありそうなスツールが印象的な、暖かみのある空間には、壁面を埋める圧巻の仏教関連書籍と大型のAVシステムが仏教への探求心を刺激する。
夕食は、仏教の修行の一つとされる、精進料理をいただく。肉や魚、においのきつい食材は一切使わないとされる厳格なレギュレーションが介在するとは思えない、絶妙で、深く、満足を感じる味わいであった。“まるで料亭のようだ”と称される意味が理解できる。
庭園もまた見事で、画家のミレーにちなんで改名したといわれる個性豊かな作庭家、重森三玲の手によるもの。四季に応じて、味わい深い表情を魅せてくれるのは言うも愚か。朝食は、高野山内最古の建築物の一つとされる庫裡(くり)でいただく。夕食同様、こちらも1日の始まりを気持ち豊かにしてくれる、味わい深い料理であった。とにかく、このお寺の食事は全てにおいて繊細で、バランスが良い。
朝のお勤めでは、凛として澄んだ空気の中、荘厳な本堂にこだまする読経が、あらためてここは聖地なのだと実感させてくれる。宿泊当日は外国人参拝者の方も参加されており、ご住職が英語で法話を説かれたことが印象的で、流石は世界的宗教の導師なのだなと感服させていただいた。
最後にご住職が「何分、山上ゆえに、十分なお構いもできず・・・」と仰られたが、“いえいえ、とんでもない、本当にとても充実した、豊かな仏教体験をありがとうございました”と、心で感謝申し上げた。
聖地での貴重な1日は、私にとって何よりも得難いものであった。ありがとうございました。
<スペシャルコンテンツ「BUTU-JYO(ぶつじょ)通信」より抜粋>
供養/祈祷
永代供養とは
永代供養とは、様々なご事情でお墓のお墓参りやお墓の管理やができない方に代わって、寺院などが遺骨を供養させていただくことです。
近年なって、単身世帯やお子様のいらっしゃらない世帯が増えており「お墓を建てても継承し、管理をする人がいない」という人が増えています。そのような人に、永代供養は選ばれています。
永代供養
永代供養過去帳に記帳し、當院にて永くお祀りします。但し、命日供養・年忌供養の期間は別記「永代供養規定」によって異なります。
永代祠堂位牌を建立される方のお位牌は當院本堂に永代安置いたします。ご遺骨を納められた場合は當院にて1ヶ年茶湯供養(毎日、茶湯を御供えします。)の後、 次の盂蘭盆会後に奥の院お大師様御廟脇の納骨堂に当方にてお納めします。
「祖先の霊をなぐさめる事により、自分の心がやすまる」。
--当院先代住職遺稿集・白袈裟より-
永代供養墓・法音
高野山の由緒ある寺院・不動院が境内の永代供養墓「法音」で大切な方のご遺骨を永代に供養します。
永代供養墓「法音」には、本骨を納骨埋葬します。納骨された本骨は、自然に還りやすくするため粉骨にさせていただき、境内の永代供養墓「法音」に合祀埋葬し、
春のお彼岸に高野山真言宗の儀礼に則って総供養を行います。
一部を分骨して骨壷で毎日の読経が聞こえる本堂に個別安置。 命日月には個別のご供養させていただき、年忌のご供養などはご要望に応じて執り行います。
50年間のご供養の後、「法音」に埋葬します。骨壷はお好きなデザインで一つひとつ手作りし、いつまでもご遺骨を身近にというご家族のために、ご自宅用の骨壷(本堂安置と同じ骨壷)もお作りさせていただきます。
護摩供養とは
護摩供養は、梵語でホーマ(homa)といい、〈焚く〉〈焼く〉などの意味をもつことばであり、仏の智慧の火を以て煩悩(苦の根元)を焼きつくすことを表します。
御本尊・不動明王さまのご宝前に設けられた護摩壇の周囲に香華をはじめ、五穀、お供物をそなえ、心身を浄めた導師(修行者)が、中央の炉の中に護摩木を焚いて、御本尊さまのご供養をさせていただく、きわめて厳密な、真言密教最高の秘法です。
星祭り
星祭りのお祈りは、人間の運命を支配している北斗七星・九曜星・二十八宿を供養して息災・増益・延命の法を修して、年のかわり目である節分にその年の星を祭って悪事災難をのがれるよう、又星の良い年には一層良くなるよう祈るのです。
当院では毎年、節分前にご希望される方々の新たな一年がより良き年になるよう2月3日に星祭り祈祷を行っております。
星祭りをテーマにした特別コンテンツ、「不動院/OL・F子のVLOG」も合わせてご覧ください。
OL・F子のVLOG「運命のバネ」編
大般若経転読会
大般若経とは、今から1300年以上前に中国の三蔵法師玄奘が天竺から持ち帰り翻訳したという経典です。
大般若転読会は、この経典600巻を転読で短時間に読み上げる法要です。
1巻ずつ正面で広げ、流し読むことで清らかな"般若の風"が起きるとされています。 高野山内117カ寺の中では唯一当院のみが大般若転読会を営んでおります。
精進料理
当院の精進料理はは出し切りではなく、天麩羅などはお客様が席に着かれてからお揚げします。
お客様からは
「まるで料亭に出かけた気分でした」
「お肉ないの?お刺身とか出ないの?と気にしていた子どもたちも、おいしくておなかがいっぱい!と喜んでいました」
「どの料理も美味しくて、宿泊して食べる料理としてこんなに満足感の高い食事ははじめてかもしれません」
「精進料理とは思えないほど満たされました」
といった嬉しいお言葉をいただいております。
仏教体験
当院では、心静かに瞑想する真言密教禅「阿字観」、仏様の御言葉を書き写す「お写経」、朝のお勤め「勤行」、修行の一つとされる「精進料理」などをご体験いただけます。
修行と聞くと、辛いもの、苦しいものというイメージがあるかもしれません。ですがどの修行にも「静かに瞑想して、心を豊かにし、落ち着かせるといった明確な目的があります。
日々の生活で迷いを感じている方や、自分自身を見つめ直してみたいと思っておられる方には当院の仏教体験がお勧めです。
朝のお勤め
早朝より、当院にお祀りされています各家ご先祖様のご供養や社会の安穏をお祈ります。
お写経
静かな環境の中で、『般若心経』262文字に気持ちを込めて、書写し、安らかな気持ちを頂きましょう。
( ※チェックインの際にお申し付けください。)
阿字観(真言禅)
阿字観(真言禅)(※注1)で自分とは何かを探す旅にでかけましょう。
(*寺院行事等により実施出来な い場合もございます。)
(※注1)阿字観(あじかん)とは 弘法大師によって伝えられた真言密教の瞑想法の一つであり、瞑想により自己を見つめ、仏を感じ、「世界と自分はひとつである」ことを実感することです。「阿」という梵字は、梵語の第一字母として、万物の不生不滅の原理の意味だとされます。禅宗では座禅といって、壁に向うなどして静かに瞑想しますが、真言宗では絵(阿字と月)を本尊として軸装にしたものの前で行います。
現在、ご宿泊の方を対象に朝の勤行中に「ミニ阿字観体験」を行っております。
仏教美術
当院所蔵の歴史的価値のある、屏風絵、掛け軸等をオンラインでご鑑賞いただけます。
図書室
数百冊におよぶ当院所蔵の仏教関連書物、デジタルコンテンツがご利用いただける、ご宿泊者専用ライブラリです。
案内所
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南海電鉄高野山駅下車、南海りんかんバスで15分(蓮花谷下車徒歩3分) |
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[大阪方面から] |
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[奈良方面から] |